【キャンプギア】CB缶とOD缶の違いを解説、違いは材料と大きさと値段!

2022年12月23日

日常生活でガス缶を使う時は結構あるはず。キャンプはもちろん、家庭用のコンロや防災用としても使うことができる。

そんな万能なガス缶だけど、大きく分けて2つの種類に分類される。それが「CB缶」と「OD缶」だ。今回はそれぞれの違いについて解説をしていく。

 
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CB缶とは?

CB缶(カセットボンベ缶)はキャンプ以外にも使われる用途の幅が広いガス缶。家庭用のコンロや、ガスバーナーに使用されることがほとんどで、見たことがある人も多いはず。

CB缶の中でも夏用と冬用の物がありそれぞれに違いがある。今回はSOTOの冬用のCB缶を使って解説していく。

CB缶のメリットとデメリット

CB缶のメリット

CB缶のメリットは下記。

●安価
●手に入りやすい
●余ったら家庭用に使える
●五徳が大きい

CB缶はなんといっても安価で手に入りやすいのが特徴的だ。コンビ二や百円ショップで手に入れることができる。

キャンプなどの出先で万が一燃料が切れても近くのコンビニで売っているだろうし、手に入れやすい。

余った場合にも家庭用のコンロなどに使うことができる。

CB缶のデメリット

CB缶のデメリットは下記。

●場所を取る
●OD缶に比べ火力が劣るものが多い

CB缶はバーナーの横にセットするタイプがほとんどなのでテーブルの場所を取ってしまう。ソロ用のテーブルだとバーナーだけで場所が占領されてしまう。

なるべくコンパクトに済ませたい人にはあまり向かないかもしれない。

CB缶の材料

SOTOの冬用のガス缶には液化プロパンと液化ブタンが使用されている。これはSOTOのガス缶に限った話ではあるけど一般的には下記の材料が含まれている。

●ブタン
●イソブタン
●プロパン

夏用のガス缶にはブタンやイソブタンが多く、冬用はプロパンが多く入っている。この比率が各メーカーによって異なる。

OD缶とは?

OD缶(アウトドア缶)は家庭用で使うことは少なく主にキャンプや登山なんかで多く使われる。CB缶と比べるとコンパクトで小さい。今回はCAPTAIN STAGのOD缶を例にして解説していく。

OD缶のメリットとデメリット

OD缶のメリット

●CB缶に比べるとコンパクト
●CB缶に比べると火力が安定する
●場所をとらない

OD缶の一番のメリットはコンパクトに収納できるところだ。鍋やクッカーの中に入るものが多いので場所をとらなくて済む。

徒歩キャンパーやバイクキャンパーにはおすすめのガス缶だ。

OD缶のデメリット

そんなOD缶にもいくつかのデメリットがある。それが下記。

●入手が難しい
●値段が高い
●安定性が悪い

CB缶に比べると入手が難しくなる。コンビニには中々売ってないし、アウトドアショップなんかに行かないと手に入れにくい。

ガス缶の容量が少ない場合はストックでもう一つガス缶を持っていく必要もある。

OD缶の材料

CAPTAIN STAGのガス缶に限っては液化ブタンが入っている。各メーカーに違いはあるけどOD缶にはブタンかプロパンが入っているものが多い。

CB缶とOD缶の違い

ここまではそれぞれの缶について解説をしてきたけど、ここからはそれぞれの違いについて解説をする、それが下記。

●大きさ
●材料
●値段

大きく分けてはこの3つだと思う。用途やシチュエーションによって選ぶ缶は違ってくるので自分に合ったガス缶を選ぼう。

よくアウトドアに行く人や、コンパクトに持ち運びたい人はOD缶。家庭用や防災用でしか使わないという人はCB缶がおすすめだ。

夏用と寒冷地用の2つを用意しておくと良い

CB缶もOD缶も夏用と寒冷地用のものがある。これは中の材料の比率で決まる。

夏用のものを冬場や高度の高い所などで使用すると火が点かない場合があるから寒冷地用のガス缶を用意しておくのが無難。

ギア重視かガス缶重視かはあなた次第

ここまでそれぞれのガス缶の特徴や違いについて解説してきたけど、どちらも選んでも間違いではない。

好きなギアがCB缶タイプならCB缶だし、OD缶ならOD缶を選ぼう。ギア重視かガス缶重視かで選ぼう。それを決めるのはあなた次第だ。

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