【BUNDOK ソロベース設営レビュー】ソロキャンプにはこのテントでいい

2023年6月2日

シルエットに惚れて購入したバンドックのソロベース。ソロキャンプがメインの僕には良すぎるテントだったのでレビューをしていきたい。

キャンプ初心者の人にもおすすめだし、ベテランキャンパーにもおすすめだし、ソロキャンプにはこのテントで良いと思う。今回の記事を是非参考にしてキャンプを楽しんでほしい。

こんな方におすすめの記事

  • ソロ用のカッコいいテントが欲しい
  • テント選びに迷っている
  • 設営簡単なテントが欲しい
 
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万人ウケする定番のテント

ソロベースを一言で表すと、万人ウケするテントだ。見た目、価格、セット内容において高スペックを叩き出せてるのがそのわけ。

初心者から上級者まで、ソロベースを使っている人は多いはず。山サイトから川サイトまで様々な場所に合うデザインで、誰が使ってもキャンプサイトが映えることは間違いない。

ソロベースのスペック

ソロベースの設営方法の前に、スペックについて解説していきたい。スペックは下記。

価格(Amazon ¥14,078-(2023.5月時点)
品番 BDK-79TC
本体カラー

カーキ

本体サイズ(設営時) 約 幅3600mm×奥行1900mm×高さ1100mm
インナーテントサイズ 約 幅1900mmx奥行850mmx高さ1000mm

収納サイズ

約 幅400mmx奥行200mmx高さ200mm

重量

約 5ポリエステルメッシュ㎏

材質(フライシート)

コットン混紡生地 (ポリエステル65%・コットン35% )

材質(インナーテント)

ポリエステルメッシュ

材質(ポール)

アルミ合金

耐水圧(インナーフロア)

3000mm

フライシートがTC素材なので、ポリエステルに比べると燃えにくい。テント近くでも焚き火が出来てしまうのが強み。ただメーカーとしては近くでの焚き火は推奨していないので自己責任でお願いしたい。

セット内容

・フライシート
・インナーテント
・メインポール ×4
・ロープ ×6
・ペグ ×18
・エンドキャップ ×2

インナーテントがセットになっているのが太っ腹。地べた、インナーテントスタイルを楽しめるので飽きないのも魅力的。

ソロベース設営

ここからは、いよいよ設営について分かりやすく解説していく。

フライシート立ち上げ

まずはポールを組み立てる。

次にフライシートを広げる。丸印の部分にロゴマークがあるので、それがテントの前側になる。

短いポールの先端をフライシートのハトメ部分に置き、その位置に目印のペグを打つ。これが後々重要になる。(反対も同じやり方でセットしておく)

ペグが打てたら、二股のロープをシートに沿って伸ばしていく。伸ばせたらポールの端の延長線上にペグダウンする。このペグは固定用のペグになるのでしっかりと打つ。

最初に打った目印のペグの位置にポールを立てる。少しロープを張ると自立してくれる。この時にロープを張りすぎると片側が立てられないので注意。立て終わったら目印のペグは抜く。

雨天時はハトメ上にエンドキャップを付ける。

ポールを立てる時の注意点は、フライシート上面がしっかりと張るようにロープを張ってみよう。ここを綺麗に張れるか否かで設営後の見た目がかなり変わる。

フライシート上部が綺麗に張れたら次は、前部、後部どちらからでも良いので片方ずつペグダウンする。

これもループを引っ張りながらピンと幕を張ってペグダウンをする。V字を意識すると綺麗に張れる。

片方がペグダウンできたらもう片方をペグダウンする。この時はL字を意識すれば綺麗になる。

ペグダウン後に生地シワができてもループを引っ張ればピンと張れる。

前部、後部どちらかが張れたらその反対側も同じくペグダウンする。シワなくピンと張れれば気持ちがいい。

前部、後部共にペグダウンができたらラストはサイドをペグダウンしていく。この時も綺麗に幕を張ることを意識しよう。

サイド部分が両方ペグダウンできれば完成だ。キャノピー部分も跳ね上げできるのでそちらも説明する。

キャノピー設営

フライシートが完了したら次はキャノピーの設営をしていく。

前部の画像位置にジッパーが付いているので完全に上まで開けセットする。

ジッパーを開けたら端っこにハトメがあるので残ったポールとロープを固定する。

こちらも同じく、V字を意識して生地を引っ張ると綺麗に張れる。

反対側もポールとロープをセットしたらキャノピーは完成。ペグダウンはハトメの延長戦上にすれば綺麗にできる。

インナーテント設営

設営したフライシートの中にインナーテントを広げる。

前側二箇所をペグダウン、後ろ側二箇所をバックルで取り付ける。

上部二箇所もバックルがあるので固定する。

中央はループに通すだけでOK。

それぞれのバックルを調整したらインナーテントの設置は完了。思ってる以上に簡単だ。

ソロベース撤収方法

インナーテントは真ん中で折って長方形の形になるようにする。

フライシートは半分に折ってファスナーを閉める。それができたら、赤点線の位置で三つ折りにして正方形の形にする。

正方形に出来たらそれを更に真ん中に向かって折る。

最後は長方形の形にすればOK。この時に収納袋の幅より大きくないかを確認しておく。

フライシートとインナーテントを重ねて、ポールやペグで巻き付ければ撤収は完了。慣れれば簡単にできる。

ソロベースの良い点、悪い点

見た目がカッコいい(良い点)

ソロベースはなんといてもデザイン。まさにキャンプって感じの無骨でシンプルなデザインが良い。

今回購入したカラーはカーキだけど、他にサンドベージュもある。

良心的な価格とセット内容(良い点)

初めてのテントを買う時は不安があるが、ソロベースの場合は違う。

良心的な価格帯だし、セット内容もかなり良くて他に道具を買い足す必要は無くコレ1つで解決できる。

色々な設営の仕方が楽しめる(良い点)

今回紹介したのはテントとしての設営方法だけど半タープとしても使えたり、フルクローズにできたりと何かとアレンジが効く。

室内が狭くなる(悪い点)

これはパップテントやワンポールテントにはつきものの悩みの一つ。

テントの大黒柱となるポールは必要なのに、そのポールが邪魔をしてしまうという欠点。

でもこれを解決する策は既になされている。それがこの商品

出典:Amazon

ポールを左右に広げることで無駄なスペースが無く、広々とした空間を実現できる。

人と被りやすい(悪い点)

個人的には全く気にしないけど、テントは他の人と被りたくないって人には向かない。

おすすめのテントであるが故に他の人と被ってしまうのは避けられないところ。そもそもキャンプは自由に楽しむものだから例え被ってもレイアウトを楽しめば問題は無い。

スカートが無いので冬は寒い(悪い点)

最も悪い点はここにあると個人的には思う。テントに入る隙間風を防ぐスカートという機能がソロベースには無い。春や夏のキャンプは問題ないと思うが、秋や冬キャンプは寒くなりそうだ。

寝袋やマットで寒さ対策をしないと、テントだけでは限界がある。

付属のペグが弱い(悪い点)

アルミペグが元々付いてるけど、はっきりいって弱い。生地がTC素材で、ある程度張りを持たせるテントなのでそれに対してアルミペグだと力不足。

やっぱりペグは鍛造ペグがあれば問題ない。別途買い足しは必要になるけど、持ってて損はない。

スカートは無いが初心者にはおすすめできるテント

ここまで、ソロベースの設営手順、良い点、悪い点を解説してきたけど、総合的にみるとソロベースはキャンプ初心者におすすめのテントだ。設営の簡単さと、コスト面、セット内容をみるとやっぱりソロベースがいい。

収納サイズもそこまで大きくないので、バイクキャンパーや徒歩キャンパーにもおすすめできる。

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