『ほりにし』を使うのはなにもキャンパーだけでなく、有名になりすぎた今では一般家庭の調味料としても使われているらしい。
キャンパーなら知らない人はいないはずのこのスパイスを忖度なしでレビューしていく。敢えてこのタイミングで。
ほりにしとは?
もはや説明不要のスパイスになっているけど、知らない人の為に一応『ほりにし』について軽く説明していく。
『ほりにし』を作ったのは和歌山県のアウトドアショップ『Orange(オレンジ)』のマネージャーである堀西晃弘さんがプロジェクトした万能調味料。
アウトドアの食卓に合う調味料として、2019年4月に発売されてから今日まで売れまくっている。『ほりにし』を僕なりの表現で言うなら、アウトドアスパイスの革命家。だろう。
材料は20種類以上
ほりにしの材料は20種類以上使われている。それが下記。
- 食塩
- ガーリック
- 黒コショウ
- 粉末醤油
- 赤唐辛子
- レッドペルペパー
- 陳皮
- コリアンダー
- ミルポアパウダー
- 植物油脂
- チキン調味料
- パセリ
- パプリカ
- オニオン
- ジンジャー
- バジル
- オレガノ
- マジョラム
- ローズマリー
- ローレル
- セロリシード
- 調味料(アミノ酸等)
- リン酸Ca
もう色んな材料が入っていて、それぞれが本来の良さを引き出せているのかは謎。
栄養成分表(100gあたり)
熱量 | 206kcal |
たんぱく質 | 12.8g |
脂質 | 2.8g |
炭水化物 | 32.4g |
食塩相当量 | 46.3g |
内容量は100グラムで、メーカーの小売価格は842円と他のスパイスと比べても大差はほとんどないし肉、魚、野菜。何にでも合うバランスの取れたスパイスだといわれている。
と、ここまでは『ほりにし』についての説明をしてきたが、ここからは一番大事な味や風味についてのレビューをしていく。
匂い
まずは肝心な臭いだけど、個人的には『インドカレー屋さんの匂い』と似ている。そりゃスパイスをふんだんに使っているから当たり前の話ではあるけど、フタを開けた瞬間にたくさんのスパイスの香りがしてくる。
キャンプなんかに持っていく、調味料ケースなんかに移るほどのキツイ匂いではない感じだ。まさに『スパイス』って感じの匂い。僕は料理人ではないからこれ以上の匂いの表現が思いつかない。
味
料理にかけずに、ほりにしだけを舐めた味の感想は、ハーブが強めの印象。ハーブの味の後に少しピリッとした辛みが来る感じ。こりゃどんな食材にかけても美味しいと言われている理由が分かる。
次に肉にかけての感想は、少し味が薄く感じた。まぁまぁな量をかけないと味が薄いのが分かった。
ただ、ほりにしの1粒1粒は大きいから食感は伝わる。
キャンプ場だから美味しく感じるのかも
ほりにしの個人的な感想としては、期待しすぎた。かなり人気で売れまくっているほりにしだけど、その分少し残念な感じがした。キャンプ場で食べるからこそ美味しく感じるんじゃないかなと思う。
今回試したのは、ほりにしの普通の味だったけどその他にも『ほりにし ブラック』『ほりにし 辛口』『ほりにし プレミアム』などがある。この中でもほりにしブラックは、『調味料選手権2022』のNo.1になった。これはおいしそうだから今後レビューする予定。
ほりにしはアウトドアスパイスの革命家
他のアウトドアスパイスと比べてもここまで有名なスパイスは無いと思う。まさにアウトドアスパイスの革命家。
味はどうであれここまで人気にさせること、キャンプにはほりにし。という思い込みをユーザーに作らせたほりにしは強い。
ほりにしはブランディングが上手い
革命家である、ほりにしはブランディングがとにかくうますぎる。
パッケージデザイン、名前のシンプルさ、味の豊富さ。この辺のブランディングがうまい。あとは、このスパイスを出したタイミングが一番良かった。コロナに屈しず、ピンチをチャンスに変えた。
多分今後もほりにしは、たくさんの種類とコラボ商品を出しまくると思う。
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