キャンプに行くときはどんな服装で行っていますか?服装選びを間違うとせっかく楽しいはずのキャンプが台無しになってしまうこともあります。
そこで今回の記事では、キャンプに最適の服装と各シーズンごとの服装をご紹介していきます。
キャンプが初心者の方や経験者の方まで、参考になるものがあれば幸いです。
キャンプの基本的な服装
まずは、キャンプをするのに基本的な服装を4つ紹介していきます。
・動きやすい服装
・燃えにくい服装
・汚れてもいい服装
・露出を控えた服装
それぞれの服装について詳しく説明していきましょう。
動きやすい服装
キャンプスタイルにもよりますが、基本的にキャンプの時は動きやすい服装を選びましょう。
薪割りやテント設営など体を動かす場面が多いのでなるべく動きやすい服がおすすめです。
伸縮性の効いたものや、通気性のいいものを選んでみましょう。
燃えにくい服装
焚き火をする方は必ず燃えにくい服を選びましょう。焚き火の火の粉が飛んで服に穴が開いたり、最悪の場合は服に燃え広がって、やけどに繋がることもあるので注意が必要です。
焚き火をしなくてもバーベキューや火器を使う場合は燃えにくい服装を選ぶのが基本で『難燃性』のものを選びましょう。
有名なのは、スノーピークの焚き火ウェアやNANGA(ナンガ)の焚き火ベストで、キャンプ以外にも普段着としても着ることが可能です。
汚れてもいい服装
キャンプやアウトドアを楽しむ際は多少汚れても良い服装を選びましょう。
汚れるようなキャンプをしないと思っていても意外に服は汚れます。
アウトドア用に服を買ったり、普段着の服と分けるのがベストな策だと思います。
露出を控えた服装
夏のキャンプは特に気温が高くなりやすいですが、基本的には長そで、長ズボンでキャンプを楽しみましょう。
暑がりの人や、どうしてもという方は半そででもOKですが、過度な露出の衣類は避けるのがベストです。
サイトを移動する際や、散策する際に思わぬ事故やケガをしてしまうこともあるので、なるべく肌は隠してキャンプを楽しみましょう。
UV効果や虫対策にもなる
露出を控えた服装は、ケガを防止するだけでなく虫対策やUV対策にも効果的です。
通気性が良く、UV効果がしっかりとある肌着や長そでの服もありますので、自分に合った適切な服装を探してみましょう。
mont-bell(モンベル)独自のウィックロン素材のシャツは、通気性も良く乾きも早いためおすすめです。
キャンプでNGな服装
ここまでキャンプにおすすめな服装を紹介してきましたが、実はNGな服装もあるので、ここからはキャンプあまり向いていないNGな服装について紹介していきます。
綿やレーヨン、ナイロン素材はおすすめできない
綿やレーヨン、ナイロン素材の服はキャンプではあまりおすすめできません。
テントの中や、寝る時だけに使う分には良いと思いますが注意しないといけないのが火を使う時です。
ナイロンなどは火に弱く穴が空きやすいという傾向があります。
綿やレーヨンなども火が燃え広がりやすく、少量の火でもすぐに燃え広がてしまう可能性があるので危険です。
前述しましたが、火を扱う時は難燃素材の服装をおすすめします。
コットン素材の服
意外と知られていませんが、コットン素材の服は着心地がいいですが乾きにくいため体温が下がりやすい傾向にあります。
寒暖差が大きい季節や、登山などには不向きと言えます。
乾きにくい衣類だと、汗をかいた後に『汗冷え』を起こす可能性があります。
汗冷えを防ぐためにも重ね着や、通気性の良い服を選ぶようにしましょう。
キャンプスタイルに合った服装選びをしよう
ここまでおすすめの服装とあまりキャンプに向いていないNGな服装を紹介してきましたが、必ず『正解』という服装はありません。
キャンプといってもそれぞれでスタイルが違うので自分のキャンプスタイルに合った服装を選ぶのがベストです。
自分のキャンプスタイルを楽しむためにも、本などを読んで自分に合ったキャンプスタイルを見つけて楽しみましょう。